2022年2月8日にバンダイナムコグループの中期計画上で「機動戦士ガンダムがメタバースに立つ!」といううたい文句と共に大注目プロジェクトが発表されました
バンナムは今後仮想空間としてのメタバース事業に乗り出し、そこに機動戦士ガンダム等のIPを駆使したコンテンツを整備していくとの事です
今、暗号資産界隈でも話題のメタバース
それに機動戦士ガンダムがくっついた?!
とても気になるニュースですので、今回はその内容を分かりやすくまとめました
- ガンダムメタバースについて判明している事
- IPメタバース計画について
- 関連する仮想通貨について
ガンダムメタバースの基本情報・早見表

事業プロジェクト名 | 「IPメタバース」計画 |
事業者名 | バンダイナムコグループ |
計画期間 | 2022年4月~25年3月 |
計画内容 | 「機動戦士ガンダム」等のIPを使った仮想空間の構築 |
投資予定金額 | 3年で150億円予定 |
全体としての準備予算 | 3年で400億円 |
関係仮想通貨 | Oasys(レイヤー1の仮想通貨として予定) |
知っておきたい重要ポイント解説

このガンダムメタバース(事業全体としての名称は「IPメタバース」計画)に関連する内容として重要な要素を以下に簡潔にまとめました
メタバース展開をするのはガンダムだけにあらず!他IPも期待!
「ガンダムがメタバースに立つ!」という見出しがニュースにでているためにガンダムが注目されがちです
しかし、この事業は「IPメタバース」計画という名称が正式なものです
つまり、ガンダムだけに留まらず、バンナムのIPに関したもののメタバース空間の創設が予定されています
ちなみにバンナムのIPとしてガンダム以外には以下のものがあります
- アイドルマスターシリーズ
- アイドリッシュセブン
- ウルトラマン
- 仮面ライダー
- スーパー戦隊シリーズ
- アンパンマン
- プリキュア
- ドラゴンボール
- ラブライブ
- NARUTO
- ワンピース
- …他
誰もが知っているコンテンツばかり!
これらのIPメタバースが構築される可能性を考えるだけでも期待せずにはいられませんね
ガンダムメタバースの目的と判明している内容
現時点で判明しているIPメタバースとしては機動戦士ガンダムの世界観を活かしたいわゆる「ガンダムメタバース」です
画像として以下のものが公開されています



©バンダイナムコグループ
一番上の画像を見るかぎり、ユーザーと思しき手前のアバターの3人の子供たちの眼前には空を飛んでいるガンダム、シャアザクがわかります
右手にはホワイトベースがあり、存在感を放っていますね
この空間の中でバンナムは以下の事を名言しています
「メタバースのコミュニティやコンテンツを通じ、(ファンと)長期にわたって深く、広く、複雑につながる関係を構築する」
ガンダムというコンテンツを通したファンの新しい集いの場として機能させていく方向性が感じられます
他にも以下の内容も判明しています
「バンダイナムコグループが運営するアミューズメント施設やガンプラ専門店「ガンダムベース」などのリアル店舗と連携する他、パートナー企業にも開放する。ファンはアバター(化身)を使ってメタバースに参加し、集約された情報にアクセスできる。」
これから分かる事は、実店舗として存在するものと連携し、買い物ができたり、遊んだりする事もできるようになるという事も予想されそうです
「Oasys」というブロックチェーンがベースの通貨になりそう?

IPメタバース計画では、ブロックチェーン技術も利用されます
そこで使われると思われるのが「Oasys」です
これはセガ・バンナム等の大手ゲーム会社が参加しているブロックチェーン開発のプロジェクトです
本社はシンガポールにある仮想通貨開発会社でゲームに特化した仮想通貨の開発を行っています
これらの内容はIPメタバース計画と同日に発表された開発であり、こちらの仮想通貨が利用されていく事になりそうです
Oasysの利点としては、現在ゲームのプラットフォームで使われているイーサリアムベースのものより、ガス代・取引時間の改善が挙げられています
ガンダムメタバースについて三行まとめ

- バンナムがIPメタバース計画を発表し、その中でもガンダムをメインとした仮想空間の構築は判明済み
- ガンダムメタバースではファンの集いの場や、新しいガンダム情報集約の場として機能させる予定
- Oasysというゲーム特化のブロックチェーンが利用される事になりそう
IPメタバース計画は3年をかけて進めていくプロジェクトで、ガンダム以外も今後発表される事がありそうです。続報を待っていきましょう!