私が応援しているTENSETのインフィニティトークンに「MMPro」というトークンがあります
こちらはインフィニティの中でもダイヤモンドランク(インフィニティ最高位)に位置付けられていて、何かと気になっている方もいるのではないでしょうか?
今回はそんなMMProについて基本情報と合わせて今後についても解説していきます
※インフィニティについては以下の記事で解説しています
- MMPro(Marketmaking.pro)の基本的な概要
- MMProが果たしている役割
- 今後の展望
インフィニティトークンの中でも、テンセットCEOのジョナス氏が「GEMトークンでもよかった」と言われる程に期待もされています。基本情報だけでも抑えておきましょう!

MMPro(Marketmaking.pro)の基本情報・概要

MMProはTENSETのインフィニティトークンでもあり、Kanga取引所で上場され、さらにTENSET系トークンの「マーケットメイク」にも関係がある通貨です
なお、「MMPro」という言葉自体が、この通貨を発行しているマーケットメイク事業運営や、それらが開発したソフトウェア(BOT)の事を指す場合もあります
TENSET運営との結びつきの強さから、何かとTENSETホルダーの中でも話題になってきたりもしました
マーケットメイク(MM)という普段は聞きなれない単語ですが、仮想通貨界隈では重要な要素です
そんなMMProの基本情報は以下です
発行枚数・上場日・公式リンク等、概要
名称 | Marketmaking.pro (マーケットメイキングプロ) |
通貨シンボル | MMPro(エムエムプロ) |
運営 | ドバイ |
発行枚数 | 1億枚 |
上場 | 2021年11月4日(Kanga取引所) |
上場価格 | $0.2 |
取引所(CEX) | Kanga取引所 |
取引所(DEX) | パンケーキスワップ |
コントラクトアドレス (BSC) | 0x6067490d05f3cf2fdffc0e353b1f5fd6e5ccdf70 |
公式サイト | https://marketmaking.pro/ |
公式Twitter | https://mobile.twitter.com/MarketmakingPro |
公式テレグラム | https://t.me/market_making_pro_eng |
MMProファーミングサイト | https://farming.marketmaking.pro/ |
MMProラウンチパッド | https://launchpad.marketmaking.pro/ |
MMProの目的・ビジネスモデル
MMProとは、その名称の通り「マーケットメイクをするチーム」です
基本的な活動内容として以下が掲げられています
「B2B Platform for Market Making in the Cryptocurrency Market」(原文ママ)
これは大まかに訳すると、「仮想通貨の専門業者向けにマーケットメイクをするプラットフォームをお届けします」といったところでしょうか
マーケットメイクとは仮想通貨に限らず、相場取引においての日々の流動性、価格変動、将来の成長性等に関わる価格を任意にコントロールしていく事業です
B2Bと言っている事から、基本的には一般市場参加者というよりは、取引所や通貨発行業者らを相手とした生業としているのが分かります
今後も成長していくとみられる仮想通貨・暗号資産市場において、普段は表に出ないながらも重要な立ち位置での働きである事と言えるでしょう
※MMPro運営が関わってきた事業者の画像が以下のように公開されています

マーケットメイクという言葉は普段聞かないのでピンと来ないかもしれませんが、事業内容を知っていくと非常に大切なポジションの仕事だと分かります。
MMProで抑えておきたいポイント

MMProは基本的に裏方事業ともいえる為、分からないこともあるはず
しかし2021年にMMProという通貨を発行しての活動を開始した事も含めて、これからどう運営されていくのか等、抑えておきたい2点を挙げてみました
そちらを見ていきましょう
- MMProトークンの使い道
- MMPro運営のお仕事内容
①MMProトークンの使い道
おそらく一番気になるだろう、こちらの問題
MMProトークンはそもそも何に使われているのか
これは主に2つ存在しています
ファーミング用 | ホルダーがMMProでファーミング可能 |
ラウンチパッド用 | ホルダーがMMPro保有量に応じてIDOに参加できる |
ファーミング用
MMProには独自のファーミングサイトが存在します
ファームオンMMPro→https://farming.marketmaking.pro/
こちらで購入したMMProと共にLPを組んでファーミングで報酬を得る事が可能です
しかもこちらには「MMProー10set」の組み合わせLPも存在しています
TENSETはまだ2021年に上場されたばかりで、話題にはなっていますがこういったサービスはまだまだ進んでおりません
この辺はTENSET運営との近しい利点が発揮されています
今後もこちらMMPro運営と関係を持っているトークンとの関係性についてもLP組み合わせの増加等、期待されています
ちなみに「MarketMakingPro Trading Platform」という取引サイトも現在開発中です
そちらが完成すればMMProの使い道としても用途も増えるので需要拡大の期待が膨らみます
ラウンチパッド用
MMProには独自のラウンチパッドサイトが存在します
ラウンチパッドサイト→https://launchpad.marketmaking.pro/
こちらでは、MMPro保有量に応じて割り当てられた量のIDOに参加する事が可能になっています
これまでにBTCMT、HFCといったトークンのIDOが行われてきました
ちなみにMMPro運営と関係性のある取引所関係のIDO等、マーケットメイクと関連づけて今後も新規上場通貨が増えていく事も期待されています
やはりマーケットメイクをしている業者なだけあり、顧客に関係した通貨との開発・発展は期待されています。MMPro運営自身もTwitterでその強みは発信したりもしています。
②MMProの事業内容について

MMProは何をしている集団なのか
マーケットメイク(通称MM)をしているチームですが、具体的には以下の二つの事業に分かれているようです
- ・MMPro(というソフトウェア)のレンタル
- ・マーケットメイク事業の受注
MMProという名前はMMPro運営が開発し、レンタル事業として販売しているソフトウェア(BOT)の名前でもあります
こちらを使って、流動性の管理、価格の調整、アービトラージの解消、サポート、レポート等が可能になります
なおこういったサービス自体を行う事業者はまだ少ないらしく、費用も高い模様です
場合によっては月額1万ドルになる事もあるそうですが、MMProのソフトなら相場よりお安くできるという事です
更にソフトだけでなく、直接のマーケットメイクも受注しています
そちらでは24時間体制で取引所ごとに2人のトレーダーを配置して、価格等をサポートしています
ソフトウェア(BOT)を通したものよりも個別の対応も可能で、より高度なマーケットメイクが可能です
なお、具体的なマーケットメイクに関しての手法や計算等も公式サイトから説明もされていますが、筆者は完全には理解できませんでした…!
それだけ専門性にとんだ分野である事は確かで、やはりB2B(ビジネス to ビジネス)色は感じられる事業かもしれません
マーケットメイクについてはMMProが出るまで考えたこともなかった…なんて方もいるはず。
今後の展望・マーケットメイク市場について

MMProのマーケットメイク事業は既に大きく成長してきた実績があります
まず2017年から仮想通貨を管理するアルゴリズムのソフトウェア開発をしてきました
そしてそのソフトは既に48か所以上の仮想通貨取引所で使用されてきました
※顧客としては90か所以上も獲得している模様です
世界には既に50人以上のエージェントが存在し、2017年以来250以上のプロジェクトに関わってきました
顧客の総資本は数十億ドル以上で大口を相手取っています
なお、2021年Q4の時点でのMMPro運営の収益は月間で18万5千~22万5千ドルとなっています
(一か所につき2500ドル割合)
それでも普段目にしないマーケットメイクという市場についてはよく分からない人もいるはず
以下にその経済規模をまとめました
IDO等のスタートアップ数 (2016~2021) | 22400回以上 |
年間市場規模 | 推定27億ドル |
年間成長率 | 15% |
スタートアップの市場規模という普段は意識しないような経済もこうしてみると莫大である事が分かります
しかしそれ専門の業者というのも現在は少ない事も事実なようで、MMProはそこを狙っているわけですね
将来的には市場の5%シェアを獲得できる事を目標に運営しています
スタートアップ市場が大きくなるだろう事は誰もが想像する事ができると思います
が、そこでMMProがきちんと結果をだしていけるかは各々で判断するしかありません
これまでの実績通りに成長していくとすごいでしょう…!
今後も新しい仮想通貨が登場していく事は自然だと思われます。その市場で大きなポジションを築けるかどうか…期待したいです。
まとめ

今回はMMProの基本情報をまとめてきましたが、理解しておきたい点は以下になります
- MMProはマーケットメイクの事業者で、2017年からの実績がある
- 現在はファーミング・ラウンチパッドの所有サイトがあるが、その拡大や、新しい「トレーディングプラットフォーム」もできる予定
- 仮想通貨スタートアップ市場は大きく、今後も伸びそうだが、そこでMMPro運営が上手く立ち回れるか注目したい
という事で、今回はMMProの基本情報でした
マーケットメイクなんて意識した事ないよ!っていう方が多いと思いますが、市場規模はすごい事になっている事は分かって頂けたかと思います
MMProは私の応援しているTENSETとも関係が深く、運営が発信するものにも時折名前が登場してきました
TENSET、Metahero、Kanga等のTENSET系トークンとの結びつきが強い事は確かです
MMProの発展はTENSET系通貨に影響を与える可能性もあります
なにより、今後の仮想通貨市場の発展があって、スタートアップ市場も大きくなるはず
MMProを考える事は仮想通貨市場全体を考える事にも通じる、意外と重要なポイントなのかもしれません