Velas(ヴェラス・通貨記号:VLX)という仮想通貨をご存じでしょうか?
こちらは2019年にプロジェクトがスタートしたスイスに拠点をおくチームが運営しているコインです
2021年1月時点の日本においても、現在は一部のファンもいて語れていたりもします
それでも現在はまだメジャーな仮想通貨の一つとは決して言えません…
しかしVelasの将来性を考えると、非常に可能性を感じられる暗号資産の一つと言えるのでご紹介します
特にまだVelasを知らない人には是非とも知って頂きたい仮想通貨の一つです
- Velasの発行枚数・取引所等の基本的情報・概要
- Velasの特徴・Velas運営が狙っている事
- Velasの将来性・今後についての展望

Velas(VLX)の基本情報・概要

Velasとは、今後訪れるであろうブロックチェーンを利用した社会構造の変化・web3.0時代を見据えた標準通貨になる事を目的に作られた仮想通貨です
2021年末にはWagyuSwap(ワギュウスワップ)を利用した高APIで話題になった事もありました
そんなVelasの基本情報は以下です
名称 | Velas |
通貨記号 | VLX |
設立 | 2019年 |
運営 | スイス在籍 |
総発行枚数 | 2229737314枚 |
ベースになったコイン | Solana |
理論上のトランザクション最大速度 | 毎秒75000 tps(世界最速と運営は発信している) |
取引所 | PancakeSwap、WagyuSwap、Gate.io、KuCoin、Coinex、Bancor Netwaork |
コントラクトアドレス(ERC) | 0x8c543aed163909142695f2d2acd0d55791a9edb9 |
コントラクトアドレス(BSC) | 0xe9c803f48dffe50180bd5b01dc04da939e3445fc |
コントラクトアドレス(velas) | 0xc579d1f3cf86749e05cd06f7ade17856c2ce3126 |
公式サイト | https://velas.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/VelasBlockchain |
価格チャート(BSC) | https://poocoin.app/tokens/0xe9c803f48dffe50180bd5b01dc04da939e3445fc |
VLXとは?特徴と運営の狙い

Velasとはどんな通貨なのか?
よく語られているのは「処理速度が世界最速である」という点です
実はこの理由をきちんと説明しようとすると非常に難解ではあるのですが、その点も含めてVLXについて知っておきたい点をまとめてご紹介します
他通貨と処理速度を比較してみよう!え、世界最速なの?!
VelasはSolanaという仮想通貨をベースに設計されています
Solanaとは2021年に価格が250$という、年初来で103倍にも暴騰した仮想通貨です
こちらが高騰した理由は、いわゆる「イーサリアムキラー」代表格としての評価が高まった為と言われています
Solana自身も処理速度が高速かつ、処理コストの低さは折り紙付きです
しかしVLXは非常に説明が難しい(というか筆者も厳密には理解ができない…)のですが、「人口直感」という独自のコンセンサスアルゴリズムで高い処理能力を成し遂げている模様です
以下に代表的な仮想通貨との処理速度の比較をまとめました
※2022年1月時点
VLX(理論上) | 最大75000 |
VLX(実測) | 30000tpsを達成したと発表済み |
BTC | 6~7程度 |
ETH | 15(ETH2.0で約500まで将来増加する見込み) |
BNB | 160 |
XRP | 1500 |
MATIC | 最大7000 |
Solana | 最大50000 |
以上のように毎秒におけるトランザクション速度を比較すると、現行でよく使われている通貨は勿論、Solanaよりも理論上最大値で世界最速という事が分かります
この速度性能についてはVelasを語る上ではよく目にしますので、必ず抑えておきましょう
ちなみにsolana自身も理論上では数十万のt/pまで速度を出せるとも言われていますが、数十万単位での速度は障害も発生する為に現実的ではない模様です
なので限界値をどこまで出せるかは、それぞれの通貨の技術力が試される指標でもあります
トランザクションの処理速度の順位なんて何気に知らない人の方が多いのではないでしょうか?
Velasが作られた目的…次世代の標準ブロックチェーンとなる事

Velasは来るべきブロックチェーンを用いたデジタル社会や、いわゆる「web3.0」とも呼ばれる時代の標準となる仮想通貨を目指して作られました
Velas運営としては現状はイーサリアム(ETH)がブロックチェーン開発分野では標準・スタンダードな通貨であると見ています
例えば公式ホワイトペーパーでは、イーサリアムに対する分析が多く、まさにそこに取って代わろうとするようなニュアンスすら伝わってきます
ベースとしてはSolanaが利用され、処理速度・送金速度・送金コスト・セキュリティにおける性能の向上を成し遂げました
Velas運営の分析としては、イーサリアムは開発者視点では扱いやすいが、ユーザー視点では(コスト等の)不便な点が現在は存在していると言っています
あわせてVelasは最初からユーザー目線に重きを置いて作られている事もポイントとして挙げています
まさに新興の「イーサリアムキラー通貨の一つ」という認識をしても問題ないでしょう
あくまでも将来のスタンダードになる目的で作られたコインなので、長期的な目線も必要です
現在Velasを購入・使用できるまでの流れは少しハードルもある

Velas(VLX)は現在、PancakeSwap上でBNBとスワップする形で購入するのが一般的となっています
そのようにまずはBSCネットワーク上のウォレットにてVLXを保有します
その後にブリッジする事によって、VLXネットワーク上のウォレットに移し替えます
そこまでして初めて、世界最速ともいわれるVLXの処理速度を実感できます
2019年にプロジェクトがスタートし、まだまだ知名度という意味では高いとは言えないVelas
あくまで現状だと日本人目線では国内取引所も存在せず、ブリッジ等の作業も必要な為、手を出すのはそれなりにハードルは高いと言えるでしょう
なお、それらを見越してVelas運営は当初からERC、BSC等ネットワークからVLXネットワークへのブリッジサイトも用意しています
個人的にもVelasをパンケーキスワップからブリッジサイトを使ってVLXネットワークに移してみました。調べながら複数作業を踏むことになる為、まだ初心者は心理的に手を出しずらい部分はあるかもしれません…
Velasが話題になった2021年末のWagyuSwapの高利回りステーキング

ユーザーがVLXネットワーク上にVelasを保有したとします
そのVelasを何に使うことが出来るのか、は非常に大事です
ここで昨年2021年末に話題になった取引所を確認しましょう
それがWagyuSwapです
※公式サイト→https://www.wagyuswap.app/
日本語だと和牛スワップ(笑)
しかもスワップする画面では「ジュ~ジュ~」と肉を焼く音まで付いているシュールなDEXです
こちらではVLXネットワークのウォレットと接続し、Wagyu(WAG)がスワップ可能です
このWAGを用いて、なんと当時はAPI3000%超もある超高利回りで、単独ステーキングする事が可能になっていました
2021年1月現在は400%まで下落しています
そんな当時のとんでもない利回りのおかげでWagyuSwapと合わせて、Velasが注目されていたのです
その件がきっかにVelasの爆速さに驚いたという人も結構いたみたいでした
こんな高利回りなイベントがあったなんて…当時知っていれば絶対に参加したよ~( ;∀;)
今後のVelasについて・将来性

Velasの性能は既に一部で評価されています
更に次世代のスタンダード通貨となる目的で作られたイーサリアムキラー通貨の一つである点…
それらの要素を踏まえるてVelasの将来を見据えてみましょう
Velasを利用したプロジェクトの盛り上がりを見定めていこう!
イーサリアムキラーが評価されるためには、実際にVelasを利用したDEX等の取引所や、その他プロジェクトの展開が必須です
しかもイーサリアムキラーにはBNB、CARDANO、Solana、Polkadot、etc…と既に様々に存在しています
いくら処理速度が世界一としても、知名度という点では現状は厳しい部分があるのは事実
昨年末のWagyuSwap同様に話題になるような出来事が今後も続いていけば、名前と共に性能の高さも認知が広がっていくかもしれません
中でも2021年、今後の成長が見込められたSolanaは一年間で価格が103倍にも上がりました
同様な盛り上がりを期待できるかは今後の展開をしっかり見据える必要があります
イーサリアムキラーだけでなく、ETH2.0を進行中のイーサリアム自身も他通貨の追随を許さない可能性もあります…!要注目な分野ですね(*”▽”)
まとめ:新興イーサリアムキラーとしての期待をしたい!

という事で、今回のVelas(VLX)についての情報まとめると以下になります
- 処理速度・処理コストが世界一の魅力は高い
- WagyuSwapによって、既に性能を実感・評価する人は出てきている
- イーサリアムキラーとして利用されていくかは見極める必要あり
2021年末にWagyuSwapの存在によって一部で話題になったVelas
しかし次世代標準通貨を目的にしているイーサリアムキラー通貨としてのハードルはまだまだ高いと言えるでしょう
Velas運営はあくまでもイーサリアムに代わる存在を目的にしていますが、その為にはライバルも多く、性能だけで今後を判断するのは難しいです
それでもこれからの運営の展開次第では評価も高まり、VLXホルダーには大きな富をもたらしてくれるかもしれません
Velas運営の動向には注目しておきましょう!