2021年12月27日にTENSETのインフィニティにおけるダイヤモンドスポンサーの一つに発表された仮想通貨VEMP(vEmpire DDAO)※TENSET infinityについては下の別記事を参照
ゲームもできるというけど、実際はどんなトークンなのでしょうか?
取引所、総発行枚数、コントラクトアドレス等の基本情報と共に、特徴や今後の展望も含めて解説していきます
①VEMPの概要

VEMP(vEmpire DDAO)とは投資家がメタバース系の仮想通貨(SAND等)保有に関心を持たせる事や、ステーキングによって利益を得る事を目的に作られたトークンです
メタバースへの進出が早かった為に業界でも一等地の資産をこれまで「(2021年12月時点より)90%ほど安い値段で」購入してきた実績を持っています
そんなVEMPの基本情報は以下です
名称 | vEmpire DDAO |
通貨記号 | VEMP |
設立 | 2021年6月 |
総発行枚数 | 10億枚 (2021年12月時点で1.7億枚流通。21年かけて残り約8億枚を流通予定) |
取引所 | ユニスワップ、パンケーキスワップ、gate、 BITTREX,Jswap.finance,MEXC Global,BKEX,BitMart |
コントラクトアドレス (ERC) | 0xcFEB09C3c5F0f78aD72166D55f9e6E9A60e96eEC |
コントラクトアドレス (BSC) | 0xedf3ce4dd6725650a8e9398e5c6398d061fa7955 |
コントラクトアドレス (OEC) | 0x2c9a1d0E1226939EdB7BBb68C43a080c28743C5C |
関連銘柄 | xVEMP(VEMPとは別に存在するガバナンストークン) |
公式サイト | https://v-empire.io/ |
ステーキングサイト | https://app.v-empire.digital/ |
ゲームサイト | https://play.v-empire.io/ |
公式Twitter | https://twitter.com/vempiredigital |
②VEMPとは?この仮想通貨の特徴4点

VEMPとは早い段階からメタバースで展開してきた実績もあるように、他のメタバース関連銘柄との結びつきが強い仮想通貨です
それらと関連していくつかの抑えておきたいポイントがあります
ステーキング、ゲーム、DDAO、イベント、ギルドの要素に分けてみていきましょう
ステーキングはメタバース系トークンに特化

VEMPではメタバース系に特化したトークンをステーキングで得ることが可能です
こちらに関しては早い時期からメタバース関連に投資をしてきた事による実績でもありそうです
実際にステーキングが可能な5つのトークンは以下です
- MANA(Decentraland)
- STARL(StarLink)
- SAND( Sandbox)
- AXS( Axie Infinity)
- ETH( Ethereum)
すべてメタバースと関係するものである事が特徴的で、一般的なDefi銘柄とは一線を画した特徴が伺い知れます
なおそれぞれステーキングの際には6~12か月のロック期間があり、参加するには気を付けておきましょう
報酬としてはVEMPで受け取ることになります
ゲーム&NFTを実装

VEMPにはゲームをして稼ぐ事ができる、いわゆる「Play-to-Earn(P2E)」の要素があります
しかもそのゲームは一つだけではない事も興味深いです
現在は「The Beginning」というトレーディングカードゲームが稼働しています
以下のデモ動画が公開されています
そちらカードゲームのカードそのものがNFTの商品でもあります
なお2022年以降にスマートコントラクト機能が備わる事も予定されており、実際にプレイヤーが金銭的な利益を得るのはそれ以降になっています
今後はサンドボックス上で古代ローマをモチーフにした世界観のゲームもリリースされる予定もあるという…!
以下のように今後のゲームもcoming soonと出ています

こちらは一部が公開されていて、ちょっと興味を持たれる方もいるかもしれません
一般的なゲームコインではなく、今後も複数のゲームが展開していくのは強みですね!
DDAOという民主的な構想の投票モデル

DAOと呼ばれる機能は既に存在しています
特定トークンを持っていると、その量に応じて組織の投票権が与えられる近年仮想通貨界では一般的な機能です
しかしVEMPにおけるDDAO(主的分散型自律組織)はそれと異なっています
「(VEMPとは別の)xVEMP」というトークン10万枚もっている人はそれだけで一票としてカウントされます
その為に一部の大口クジラの意見に左右されることがなく、民主的に組織が運営されていく思想体系になっています
ちなみにここで出た「xVEMP」については、例えばVEMPをステーキングする事で得られる報酬として入手可能なトークンでもあります
単純なDAOというシステムではなく、DDAOという新しい体系は組織の流動性にはプラスに働きそうです
メタバース上でのイベント開催を支援していく

メタバース系の土地上でのイベントをホストしたり、支援する事業も行っていきます
しかも公的・私的を問わず、企業・団体等でのイベント開催の際はお手伝いをしてくれる模様です
それだけメタバース上の不動産開発をしてきた実績がなせる業という事でしょう
例えばDecentraland上で、イベントを開催するような手筈の際にVEMPへお手伝いをお願いして…という事業展開が期待できます
実際に事業展開として軌道に乗っていくかどうかは見ていく必要がありそうです
VEMPでのギルドメンバーになってP2Eに参加していく

VEMPにはギルドが存在し、そちらに参加する事で他メタバース上での金銭報酬を得やすくしています
既に400人以上のギルドメンバーが複数のメタバース上に存在して、VEMPのアセットを使用してのプレイも可能です
これによってP2Eへの参入障壁を低くし、参加者を増やすことを促します
参加者が多くなれば、ギルドメンバーやVEMPにも利益が得られる模様です
メタバース上でのプレイヤーもVEMPギルド所属が活躍を促す…メタバースでの展開に特化している事が改めて感じ取れます
VEMPの今後について・ロードマップ

ここまでで、メタバースにとにかく特化した事業・仮想通貨である事は分かりました
今後についてもメタバースに関連した展開と同時に、価格に直接影響を与えそうな市場展開もあります
ロードマップ上の主な予定を見ていきましょう
2022年Q1
- ・NFT商品の報酬・ステーキング開始
- ・VEMPベンチャーキャピタルから初のIDO実施
- ・$NEOのステーキングプール開始
2022年Q2
- ・複数の大手(Tier One)取引所上場
- ・Solanaと統合・$ATLASのステーキングプール開始
- ・更なるメタバースプロジェクトのステーキング開始
2022年Q3
- ・3つ目のゲームを開発開始
ゲーム性の拡張と同時に、更なるメタバースプロジェクトのステーキング開始。あくまでもメタバースを軸に置いた発展が見込めそうですね
まとめ

- VEMPはメタバース特化で他メタバース系通貨とも関係性が深い
- ゲーム・事業内容の独自性はあるも、あくまでメタバースに関連づいている
- VEMPの将来はメタバースの未来も同時に考える必要がありそう
VEMPはゲーム展開をしているからといって、単純なP2E系のコインと見るのは早計かもしれません
元々が早期にメタバースに投資していた事もあり、ゲーム系であると同時にそちら関係を活かした事業・コインである理解も必要そうです
もしもVEMPに投資を考える際はメタバースの将来性も同時に考えてみてはいかがでしょうか?